コミケ帰り山田太郎議員が演説していて「世間はLGBTを理解しつつあるのにBLだとダメと言うんですよね」って言っていて、そうだよな。って思った。
— きれいなおねえさま (@kireinaonee) August 10, 2018
そしてヲタクが危惧している規制派が動き出してる事についても言及していて改めて危機を感じた
…この文化は守らなきゃ pic.twitter.com/UHJZt2hFgl
先の少子化云々もそうだけどこれも相当アレな発言だな、と。現実の存在としてのLGBTと架空の性的表現としてのBLは当事者の中でもきちんと線引をするべきもの(安易な混同をしない)とされているのに、こういうことを平気で言ってしまう。本当に粗雑なんですよね…。 https://t.co/ZBOtXeV3ni
— 董卓(不燃ごみ) (@inumash) August 11, 2018
先日、コミケ前で行われたという山田太郎議員の演説に際して、「BL/百合」の否定・排除は《LGBT差別》とは無関係という意見が目につきます。
そこで、ずいぶん前に書いたものの発表のタイミングを逸してお蔵入り状態になっていた記事を今更アップしました。
今年の4月ごろにTwitterで話題になった「オタク差別」なる言葉をめぐる議論です。
【 #オタク差別 論争】「百合/BL」は「性的嗜好」であるから規制されるべきと主張する「まなざしかぶとむし(kabutoyama_taro)」
日付は、記事の作成が完了した「2018年4月22日」に設定しました。その後、別の話題の記事を公開し、過去ログに埋もれるような形となってしまいましたので、新規エントリーにて告知させていただきます。
結論からいうと、もちろん“安易な混同”はすべきではありませんが、実際の「BL/百合」に対するバッシングの大半は「同性愛は“キモい”から(マンガの中でも)見たくない」といった単純なホモフォビアに立脚しているので、まったく無関係と断じることもまた“安易”で“粗雑”な切断にすぎないということです。
「BL/百合」バッシングの“大半”がホモフォビアによるもので、じゃあ残りはどうなんだ? というと、もう少し頭の回る人は「現実の同性愛者」は認めるのだとしながら、同性愛者への「性的消費」に反対しているだけだと言い訳します(上掲記事で取り上げた「まなざしかぶとむし(社虫太郎)」もそのタイプ)。でも、それなら異性愛者を「性的消費」するのは構わないのか? という話になるだけなので、やっぱり頭が悪いことに変わりないですね。